いけばなを始めてみたいけれど、自分にできるか不安。
そんな気持ちを抱えながら教室の扉を開いたはるかさん。
カメラが趣味の彼女がいけばなと出会い、続ける中で気づいたこととは?
はじめての体験から今感じている変化、これからの目標までを伺いました。
はるかさんの体験談
はるかさんについて
はるか さん
いけばなを始めたきっかけ
何歳になっても続けられる趣味が欲しい──そう思っていたときに、ふと思い浮かんだのが「いけばな」でした。
私はカメラが趣味なので、自分でいけたお花を自分で撮れたら楽しいだろうな、という直感もありました。
また、季節によってさまざまな植物に出会える点にも惹かれました。
一期一会の花材たちとの出会いは、まるで日常に小さな旅が加わるような感覚です。
この教室を選んだ決め手
実は、先生とはカメラ教室で出会いました。
そのとき先生が撮られていた写真が、私には真似できない素敵な構図ばかりで、聞いてみると「いけばなをやっている」と。そこから自然と興味が湧いていきました。
いけばなと聞くと、どこか格式高く「伝統芸能=敷居が高い」というイメージがありました。
でも、1年間ご一緒した先生の親しみやすい人柄に触れるうちに、「初心者の私でも大丈夫かも」と安心してこの教室に足を運ぶ決心がつきました。
レッスンの様子と感じたこと
体験レッスンの冒頭では、まずいけばなの歴史を丁寧に教えていただきました。
草月流の成り立ちや考え方を伺い、「和」のイメージしかなかったいけばなが、実は「洋」的な表現にも柔軟であることに驚かされました。
正直なところ、「趣味でやるには、師範を目指すカリキュラムコースはハードルが高そう」と思っていました。
でも、実際にテキストを見せていただきながら解説を受けているうちに、「このカリキュラムなら、自分の表現の幅を少しずつ広げられそう」と前向きな気持ちに変わりました。
続けるうちに変わったこと
実は私、「自分に感性なんてあるのかな…」とずっと思っていたんです。
でも、いけてみると自然と「この枝がいい」「この葉は抜きたい」といった、自分なりの“こうしたい”が湧き上がってくることに驚きました。
思い通りに枝が固定できなかったり、角度が難しかったりと、簡単ではありません。
でも、その分「少しずつ上達していける実感」があり、今ではその過程さえ楽しめるようになりました。
また、街を歩いているときにも道端の枝や葉っぱが目に留まり、季節の移ろいに敏感になったように感じます。
いけばなを始めてから、気持ちがぐっと豊かになりました。
これから挑戦したいこと・迷っている人へのメッセージ
まずは、カリキュラム1冊目の内容をしっかりマスターするのが目標です。
家でもお花を楽しめるようになりたいので、持ち帰った花材もうまくいけられるよう技術を磨きたいと思っています。
「いけばなってなんだか敷居が高そう…」
そう思っている方にこそ、この教室をおすすめしたいです。
私のように、少しでも興味があるなら、ぜひ一度、気軽な気持ちで体験レッスンに参加してみてください。
作品写真

4月のお花
〇〇と△△をテキスト1のカリキュラムでいけました

5月のお花
〇〇の枝が硬くて大変でしたが、先生に手伝っていただいてなんとか形になりました
講師からのひとこと
○○さんの作品には、枝の動きを活かしながらも、柔らかく流れるような空気感があります。
ご自身の中にある「こうしたい」という感性が、少しずつ花に表れてきていて、今後がとても楽しみです。