「いけばなを通して、子どもと向き合う時間がこんなにも豊かになるなんて思いませんでした」
そう語る田中さんは、5歳のお子さんと一緒にこの教室に通い始めました。
きっかけは“お受験対策”だったそうですが、今では親子の大切な時間になっているといいます。
田中さんの体験談
田中さん親子について
田中 さん
いけばなを始めたきっかけ
きっかけは、子どものお受験でした。
小学校受験では「礼儀作法」や「集中力」などが見られることもあり、習い事を検討していたんです。
その中で「いけばな」が、所作・姿勢・感性、そして季節を感じる心までも育てられると知って、興味を持ちました。
私自身も全く経験がなかったので、一緒に学べたらいいなと思い、親子で参加できる教室を探しました。
この教室を選んだ決め手
まず何より、親子で受け入れてくれる教室がとても少ない中で、こちらは最初からとても温かく対応してくださったのが嬉しかったです。
体験のときも、先生が子どもにも目線を合わせて丁寧に説明してくださって、緊張せずに楽しめました。
教室の雰囲気も穏やかで、他の方も温かく接してくださるのがありがたいです。
レッスンの様子と感じたこと
5歳の子どもにはまだ難しい部分もありますが、花材に触れるだけでも表情が変わります。
「このお花かわいいね」「こっちはまがってるね」など、観察や言葉のやりとりも自然と増えていきました。
私はというと、子どもと一緒だからこそ「ちゃんと見せなきゃ」と背筋が伸びます(笑)。
それも含めて、親としても良い時間になっていると感じています。
続けるうちに変わったこと
家に帰っても「今日のお花は◯◯だったね」「またやりたいね」と話題に出てくるようになりました。
花を通じて、季節や自然に敏感になってくれているのが嬉しいです。
また、普段はどうしても「〇〇しなさい」と言ってしまいがちですが、
いけばなの時間は“並んで学ぶ”というスタンスになれて、親子の関係性も少し変わってきた気がしています。
これから挑戦したいこと・迷っている人へのメッセージ
まずは、お受験を通しての学びとして、最後まで続けていきたいと思っています。
ただ、それ以上に「花と向き合う時間を共有できる」という経験が、子どもにとっても私にとっても大切なものになりました。
いけばなは「子どもに難しいかな」と思われがちですが、むしろ感性が柔らかい今だからこそ学ばせてあげたいと感じています。
親子で習える習い事を探している方に、ぜひおすすめしたいです。
作品写真

4月のお花
〇〇と△△をテキスト1のカリキュラムでいけました
講師からのひとこと
○○さん親子は、毎回とても穏やかにレッスンに向き合ってくださっています。
お子さんの自由な発想と、お母さまのやさしいまなざしの両方が作品に表れていて、見ているこちらまであたたかい気持ちになります。